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結弦くん国民栄誉賞おめでとう!

国民栄誉賞 表彰式での羽生結弦氏 写真:代表撮影/ロイター/アフロ
国民栄誉賞 表彰式での羽生結弦氏 写真:代表撮影/ロイター/アフロ

 

おねえさん

 

7月2日、結弦くんに国民栄誉賞が贈られましたね。

スケート選手の受賞は初めてで、個人受賞としては史上最年少とのこと。

 

首相官邸で行われた表彰式。

紋付き袴姿のなんと凛々しいこと!

この袴、江戸時代に仙台藩で生まれた最高級絹織物「仙台平」で、

人間国宝の甲田綏郎(よしお)氏から直々に贈られたとか。

 

江戸時代には伊達藩の殿様だけに着用を許されていたものだそうですよ!

それにしても、いいものは写真で見ただけでもいいものだってことがわかるな…。

それを着こなしてしまう結弦くんがまたすごいわけだけれど、

やっぱり品格なんでしょうね。

仙台藩の実話を元にした映画『殿、利息でござる』でも、

現役のスケーターでありながら「殿」役に抜擢された結弦くんでした。

あの時はホントにびっくり‼︎ したけれど…

おねえさん、この映画観た? 

結弦くん、演技が上手かどうかはともかく、やっぱり圧倒的な存在感と品格がある。

阿部サダヲ、瑛太、妻夫木聡という実力派の中にあって全く引けを取っていなかった。

ホントに光っていたもの!

 

 

さて… 国民栄誉賞に話を戻すと。

インタビューにこんなふうに答えていますね。

 

日本人として誇りを持って、これから日本だけじゃなく海外にも目を向けて滑っていきたいと思っていますし、海外の方から見ても素晴らしい賞であるからこそ、せっかく頂けた賞の名を背負って、いろんな活動のきっかけとなるような機会になればと思っています。

 

スケーターとして、人間として、このように素晴らしい賞を頂けるということは『普通ではいけないんだな』っていう風に、自分の中ではちょっとけじめをつけています。だからこそ、これからも私生活含めて、常にいろんなことに気を遣って、ひとりの人間として後ろ指さされないような生き方をしていきたいと思っています。

 

 

立派だなあ…!

自分が結弦くんぐらいの年齢だった頃、

一体どんなことを考え、何をしていたかを考えると … 。

 

 

羽生「素晴らしい賞」最年少で国民栄誉賞/一問一答

[2018年7月2日16時44分] 日刊スポーツより

https://www.nikkansports.com/sports/news/201807020000516.html

 

 

 

もうひとつステキなニュース!

 

<羽生結弦>国民栄誉賞授与式で着用「仙台平」に熱視線

製造元や百貨店に問い合わせ多数

2018年07月05日 河北新報 ONLINE

 

https://www.nikkansports.com/sports/news/201807020000516.html

 

結弦くんが国民栄誉賞授与式ではかま姿を披露したのがきっかけで、

仙台伝統の絹織物「仙台平(ひら)」に改めて注目が集まっているそう。

製造元や百貨店には財布や名刺入れなど、仙台平の問い合わせが相次いでいるとか。

 

こういう伝統技術って、伝えていかなければ後世に残らないし、

製品を使う人がいなければ技術を伝えることはおろか、

素晴らしい技術を持った職人さんたちが暮らして行くことすらできない。

今、日本中で素晴らしい伝統技術が跡継ぎがいない(需要がない)ことで

一つまた一つと消えていこうとしていることが、残念でならなくて…。

 

結弦くんが紋付き袴姿で登場することでこういう効果が生まれるのは、

日本文化にとってもホントに喜ばしいことよね。

 

日本の男の子にもっと着物を着てもらいたい!と思う。 絶対、似合うよ。

夏の浴衣だけだって、やっぱりいいなって思うもの。

もちろん、女の子たちもね!

 

 

お写真、お借りしています。
お写真、お借りしています。