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母のアイドルたち


かおっちゃん

 

ごぶさたしてしまいましたが、おげんきですか?

 

ブログごぶさた中も、おかあさんにはときどき電話をしていました。

国際電話は高いから長話はつつしんでなんて、昔の話。

今は気にせずに通話できる時代になりました。

 

それはいいのだけど、かけるのは私なのに、「!!!!!!!」と、

元気に、うれしそうに、 でも完全に一方的に、おかあさんが熱をこめて

えんえんと話を続ける、というパターンになってしまうのはなぜでしょう?

時間が経ちすぎて、次の予定もあるから、

「じゃあ、今日はここらへんで!」とわたしが諦めるのです。

元気な声を聞けただけで、良しとしようってね。

 

「!!すごいと思わない?!!!本当にどうして・・・△△・・・‘’」と、

夢中になって何を話しているかわかりますか?(そちらでも同じかしら?)

家族や日本のことならまだわかる。

でも全然そうじゃなくて、わたしにはさっぱりピンとこない野球とかテニスの話なのです。いつから、どうしてここまで熱狂的なスポーツ観戦者になっちゃったのかしら?

(スポーツだけじゃないけれど。)

 

ロラン・ギャロスは地元フランスだし、ジュジュが見るのでわたしもお相伴。

今ではフェデレールやジョコビッチを応援するほどにはなったけれど、

それ以上のものでもない。

錦織選手のプレーもまだあまり見たことがないのよね。

まして、野球はヨーロッパにはほぼ存在なし。

なのに、日本の高校野球の時期など、

母君に熱が入ってまたまた大変なことになります。

 

少し前からは、プロ野球の知らぬ名前を、たびたび口にしていたような。

興味が薄いので、何度聞いてもちゃんと脳裏に残らない。

でも初めて先週、その野球選手とやらをインターネットで見てみた・・。

あら、おかあさんが大げさすぎる訳ではないのね。

彼の大活躍は、今やアメリカでも注目の的みたい。

 

でも、おかあさん、大谷翔平選手は羽生君と同じ年で、

ふたりとも東北出身って、どうして最初から言ってくれなかったの?

そうしたら、すぐに同じ情熱を持ってお話に乗っていたに決まっているのに!

 

ここまで驚異的な活躍をする人たちなんて、滅多にいません。

そのうえ、こんな共通項があるなんて!

大谷翔平選手は、自分を羽生君世代と呼んで、羽生君に敬意も表しているみたい。

そして、ご自身も、素直で健やかな感じを漂わせた、

素敵な、すごいヒーローですね。

すぐに、おふたりがいっしょに写った写真も出てきました。

なんだか、うれしい・・・

 

お写真、お借りしております。
お写真、お借りしております。

 

これからは、おかあさんのこの手の話題にも前向きに参加できそうです。

でも、羽生君といい、大谷選手といい、錦織選手といい、

おかあさんが熱を入れている選手達って、みな素敵です。(うちのパパも素敵だし)

頑張っている姿に魅せられているのだけど、あの熱と力の入りぐあい、

アイドルに夢中な女の子といっしょです。

出てくる言葉は「かっこいい!」だしね。

 

 

あ、羽生君に対する私たちも、まったくいっしょですね、そういえば。