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羽生結弦 奇跡としか思えない作品

Getty Images
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かおっちゃんへ

 

こんばんは!
大雪は、そこまですごかったんだね。びっくりしました。
3分で着く距離を3時間、

何台も埋まった車が乗り捨てられていたなんて、すごい光景・・


こちらもちょうど同じ頃大雪で、南仏で2000台の車が立ち往生。
救出されて、地域の体育館に行けた人はいいけれど、

車内で24時間過ごした人たちもいたよ。
雪のために、2万世帯が停電・・

普段より寒いのに暖房がつかないなんて。
パリは大丈夫でしたけどね。

 


タピスリーはたくさんあれど、

「一角獣を伴った夫人」は世界一だろうと勝手に思っています。
クリュニー美術館は工事中で、

このタピスリーはしばらく見学不可能。


世界には、本当に人間が作った作品なのだろうかと

思わせるようなものが存在するよね。
人をして、神様か何かが作らせたもうた、と感じさせる、

あまりにも美しく、完成度の高い、奇跡としか思えない作品。

 

バッハの受難曲、

ミケランジェロのピエタ、

ダ・ヴィンチの最後の晩餐。

ありえない、と言いたくなる、想像を超えるもの。


ああ、でも、平昌オリンピックの羽生君のショート、

そしてさらなるフリーも。

実は未だに呆然としていて、

見ては夢だったかと思い、翌日もまた見て、その翌日も。


ニースのロミオとジュリエットや、

ヘルシンキのホープ・アンド・レガシーは

見たくて何度も何度も見るのだけど、

今回のオリンピックは、

見たうつくしい夢がもしや消えてはいないだろうかと、

何度も必死にそこに戻ろうとしているかのようなのです。