やったね！ ゆづるくん！

 

おねえさん、見た？
やったね！ ゆづるくん！
涙、涙でした。

 

 

このメールを送ったのが、男子フリーで

結弦くんの金メダル獲得が決まった直後、17日の14時12分。

すぐに、おねえさんから返信が…。

 

 

見てたよ。
なんと、ジュジュも昨夜いっしょに見ると宣言して、

４時には起きてきた！

羽生君、すごすぎる。本当にやるとはね。
実は怖かった・・　でも本当にやってみせた。
信じられない人です。

 

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わたしは、表彰式を見た後すぐに家を出て会社へ。

いつもはお休みの土曜日だけれど、

この日は冬の夜のイベントがありました。

 

雪がまっ白に降りつもり、

辺りをすっかりきれいに浄めてくれていました。

お日様がぽかぽかと、その雪をあたためていて…。

きらきら光る雪を眺めながら、

わたしはさっきの氷上の戦いを思い出していました。

 

魂の舞。

氷の上を鬼気迫る表情ですべる結弦くんを、

神様たちが守ってくれている、と思いました。

最初のジャンプを降りた時から、

涙が次から次へとあふれだし、止まりません。

 

吠える結弦くん。

残された最後の力をふりしぼって舞う姿には、

ニースの奇跡を思い起こさせるものがありました。

 

やりきった後の涙。

さぞ長かったであろう、ケガからの日々… 。

 

最後まで体が彼を裏切らず、ついてきてくれたこと。

信じられないような勝利が現実になったこと。

 

ソチからの4年の間に起こった様々な試練と

ついに、夢がかなったこと。

 

言葉にはできない感動と喜び、

安堵の気持ちでいっぱいでした。

 

そんな感動を胸に秘めつつバタバタと準備、

夜にはアイスキャンドルの炎がきらめき、

イベントに訪れたお客様も、

満足して帰られたようでした。

 

そして、わたしは風邪をひき…  2日半ほど寝込みました。

 

きっと、結弦くんのオリンピック二連覇達成で

緊張の糸が一気にほどけたのでしょう。

きっとやってくれるはず！

そう信じてはいたけれど、

前日のショートの素晴らしさを見て、

だいじょうぶ、いける！と、思ってはいたけれど、

練習の時も大事に大事に体を使っているなあ、

という感じがあったので、

フリーの4分半の時間の長さが気がかりでした。

よく最後まで演じきったよね。

それだけでもすごいのに、金メダルでしょ？

結弦くんは、ホントにすごい人だ！

 

さて、

寝込んでいる間に、結弦くん関連のニュースがいっぱい！

全部見るの、たいへんだ〜！