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感動で動けなくなってしまう話


 

かおっちゃんこんにちは!

 

土曜日もパリはすばらしいété indien エテ・アンディアンでした。

 

エッフェル塔を遠景に、アンヴァリッドの庭のお花も秋の太陽を浴びて気持ちよさそうに揺れていました。
アンヴァリッドの庭のお花
アンヴァリッドの庭のお花
羽生くんをテレビの前で息もつけずに見守っている時、
かおっちゃんがおかしな中腰の格好で動けなくなっている話。
ふふふ(笑)っていうか、そうならざるをえないのよね。
観戦とか応援とか、そんなシンプルな話ではないのです。必死な話なんだから。
でも、こちらがそこまででない時には、必死な人の犠牲になったりもするよ。
我が家で椅子に座って、たとえば「パルジファル」を二人でテレビ観劇していると、
筋金入のワーグナーファンのじゅじゅは好きなアリアで突如立ち上がる。
両足を大きく広げてテレビの前に立ちはだかり、両手は腰のあたりで
がーっと拳を強く握って、膝を曲げた中腰のまま前のめりに固まっている。
なんとも苦しそうな格好!最初はそのおかしな格好をみて、わたしは「くくくっ!」っと
笑ってるんだけど、それから気づくのです。
あなたの大きな背中とおしりでテレビが全然見えませーん!
でも、もちろんわたしも同じです。
羽生くんの演技でわたしたちはここまで感動してしまう。
でも羽生くん以外のことでこの次元まで感動してしまうことって、
そんなにそんなにないでしょう?
まあ、その話はまた次回続けることにします。
最近はね、あれ? と気付くと頭の中でショパンのバラード第1番が響いたりしているの。
そして羽生くんが舞い始める。
そして、えー、もうなんだかまたどこかへ揺られながら連れていかれるー!
というより、気持ち良くついていってしまう、
そんな感覚・幻覚(?)によくおそわれております。え、病気では?って?
でも、こんな病気なら治らなくてもいいかなと思っています。
では、またちかぢかね!おやすみー!